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【チーム紹介】2010年代後半を支配したチーム:ゴールデンステート・ウォリアーズ

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史上最強チームの一角ゴールデンステート・ウォリアーズ

現在現役最強PGが所属しているウォリアーズ。ここ2年はリーグ下位のチームになっていますが、2015年の優勝を皮切りに2019~2020シーズンまでの5年間、史上最強チームの1つとしてリーグを支配していました。では、そんな最強時代のウォリアーズについて紹介していこうと思います。

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初優勝~大逆転敗北

2014~2015シーズンウォリアーズは実に40年ぶりのリーグ優勝を成し遂げましたが、このシーズンチームは大きく飛躍をしたことで急激に成長したシーズンを過ごしていました。

HCがスティーブ・カーに変わり、よりカリーを中心としてオフェンスが展開されるようになったことでカリーと相棒シューターのクレイ・トンプソンがシューターコンビとして成長し、ドレイモンド・グリーンも選手として大きくステップアップ、プレーオフではアンドレ・イグダーラがスターターに復帰したことで逆転優勝をすることができました。

次シーズン、ウォリアーズは史上最高勝率の73勝9敗を残し、プレーオフではKDとウェストブルックがいた強豪OKCサンダーをカンファレンス・ファイナルで下し、ファイナルではレブロン率いるキャバリアーズと対戦しました。3-1のリードをとり、連覇達成を目前にレブロンと相棒PGのカイリーのパフォーマンスに圧倒され逆転負けを喫し連覇を逃すことになりました。

そしてオフシーズン、ウォリアーズは現役最強スコアラーのKDをチームに加え最強チームとして君臨することになります。

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最強チーム~3連覇目前の悲劇

KDを加えたウォリアーズはそれまでの安定した強さからまた一つ壁を破り、圧倒的な強さでリーグを支配しました。勝率的には前年より低下しましたがゲーム内容としては相手チームがやる気を失うような展開が頻繁にみられ、KDの加入がチームを最強にしたことを強く感じるレギュラーシーズンでした。プレイオフでも最強ぶりを発揮し、ファイナルまで無敗で進出、ファイナルでは再びレブロンのキャバリアーズと対戦となりましたがこの年は戦力の性っていたキャブズを圧倒し王座を奪還しました。

翌年2018~2019シーズン、チームはけが人を多く抱えることとなり、オールスターブレイク前にはヒューストン・ロケッツにカンファレンス首位を奪われてしまいましたが、プレイオフにはカンファレンス2位で出場しました。カンファレンス・ファイナルではロケッツに先に王手をかけられるも相手のエースPGクリス・ポールがケガで離脱したことをきっかけに逆転勝利し、ファイナルに進出。ファイナルではまたもレブロンと対戦することになり、ウォリアーズは連覇をしました。

翌年のシーズン、ウォリアーズはデマーカス・カズンズをチームに加え史上初のスターター全員オールスターというスーパーチームを結成することになりました。レギュラーシーズンではいつもどおりの強さを発揮しましたが、プレイオフでは4年連続ファイナルを戦った疲労によってかけが人が続出、中心選手のKD、トンプソン、カズンズの3人がケガで離脱し、ベンチの層も薄かったウォリアーズはその年カワイ・レナードをトレードで獲得したトロント・ラプターズにファイナルで敗れ3連覇を達成することができませんでした。

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KDの移籍~暗黒時代

けが人が続出したウォリアーズはオフにKDがネッツへカズンズがレイカーズへ移籍、トンプソンはACL断裂によって全休とカリーに大きく負担がかかるシーズンになりました。そのカリーもシーズン開幕後すぐ手首を骨折し、シーズンの最後の方に復帰しました。しかし、巻き返しにつながることはなく、ウォリアーズはカンファレンス最下位から2番目という成績に落ち込みました。

その翌年、昨シーズン、トンプソンは復帰のためのリハビリ中にアキレス腱を断裂しまたもシーズンを全休することになりました。チームは昨年トレードで獲得したアンドリュー・ウィギンスがディフェンス面で成長し、ドレイモンドがオールスターレベルに復調しカリーもケガの影響を感じさせないパフォーマンスでチームを引っ張りました。カリーは怪物ウィルト・チェンバレンが持っていたチーム合計得点記録を破り、62得点試合を達成し、カンファレンス9位としてプレイイントーナメントに出場。負けはしましたが、翌シーズンに希望を持てるようなシーズンになりました。

まとめ

いかかでしたか?ここ数年でウォリアーズは浮き沈みが激しいチームでしたが、圧倒的な強さを誇っていた時にファンになった方は多いのではないでしょうか。昨シーズンは今シーズンに期待できるような予兆を見せてくれましたので楽しみにしていましょう!

このブログではNBAの分析や考察をしています。NBAやバスケに興味がある方は是非引き続きお読みいただけると嬉しいです!