【選手紹介】史上トップクラスの相棒:パウ・ガソルのキャリアについて語る
コービーの相棒パウ・ガソル
2010年代以降のレイカーズの黄金時代を引っ張ったコービーの相棒として活躍したパウ・ガソル。彼はもとから母国スペインで最強センターとして活躍しておいた有名選手ですが、メンフィスでキャリアをスタートさせました。では彼はどのようにしてレイカーズの、ひいてはコービーにとって大切な存在になったのでしょうか。今回はそんなガソルについて解説していきます。
スペイン時代~オールスター選手としての栄光
地元のスペインでポイントガードからプレイをはじめ、名門FCバルセロナにスカウトされ、そこで最強センターとして活躍したパウは2001年のNBAドラフトで全体3位指名を受けたのちにトレードでメンフィスに加入することになりました。
パウは1年目からチームの中心としての働きを全うし17.6点,8.9リバウンド, 2.7アシストを平均して新人王に選出されましたが、チームはリーグ最下位としてパウはデビューから2年の間プレイオフに進出することはありませんでしたが、HCがヒュービー・ブラウンに変わったことをきっかけにチームは大きく躍進を遂げ3年目のシーズンにチーム史上初、パウのキャリア初のプレイオフ進出を果たし、そこから3年連続プレーオフに出場し5年目のシーズンには初のオールスターに選ばれました。2007~2008シーズンには世界選手権で負ったケガによってシーズン途中まで欠場し、その後にレイカーズにトレードされることになりました。
連覇~ベテラン時代
トレードされたシーズンに、パウは大きく活躍し低迷していたチームはファイナルにいきなり出場するまでに成長しました。そしてファイナルでボストンに敗れたのちのシーズン、レイカーズはドワイト・ハワード率いるオーランド・マジックに勝利し優勝。翌年はボストンにリベンジを果たし2連覇達成を果たし、パウ自身もマジック戦では当時リーグ最強センターとしてリーグを席巻していたハワードを抑え自身はFG60%越えと圧倒的な活躍でチームに貢献しました。
レイカーズの精神的支柱のコービーを支える相棒として活躍したパウですが2014年のシーズンにはシカゴ・ブルズと契約を結びました。ここでもパウはオールスター選出され、初めて弟のマルク・ガソルと共にオールスターゲームに出場しました。
2016年にはサンアントニオ・スパーズと契約しスターターとして出場しましたが、ケガに悩まされ、2019年にミルウォーキー・バックスと契約。そこで3試合のみの出場にとどまり、地元スペインに帰国。地元チームのFCバルセロナと契約し、現役復帰をし、現在もプレーを続けています。
まとめ
いかかでしょうか。パウはジョーダンの次に偉大なSGコービーの絶対的な相棒として連覇にも貢献した歴史上でもトップ5に入るであろう相棒選手として活躍しました。そんな彼は今でもスペインリーグの第一線で活躍していますのでまだ彼の柔らかく頭脳的なプレーを見ることができます。
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