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【選手紹介】史上最年少のMVP、デリック・ローズ

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史上最年少でリーグの頂点に上り詰めたPGデリック・ローズ

2010年代のNBAを見ていた人にとっては忘れられない衝撃をリーグに与えたPG、デリック・ローズ。彼は2年目にオールスターに選出され、3年目には史上最年少でMVPを受賞するほどの選手になりました。しかしそれからはケガが続き、一時期は引退を考えるまでに追い詰められました。しかし彼は衝撃的なカムバックを果たし、今でもリーグの@第一線で活躍しています。今回はそんな不屈の精神を持つ選手を紹介します。

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高校~NBA入り

シメオンキャリア・アカデミー高校に通っていた彼は1年生のころから活躍し、最終年には平均25.2得点9.1リバウンド8.8アシストというスタッツを残し、シカゴ・パブリック・リーグではシメオンキャリア・アカデミーでは初となる州チャンピオンにチームを導きました。輝かしい結果を高校で残したローズはメンフィス大学に進学し、1年生PGとしてチームを牽引し、NCAAトーナメントではファイナル4までチームを連れていきました。そしてこの結果を受けローズは1年の大学経験を経てNBAドラフトにアーリーエントリーし、低いかt区立で1位指名権を獲得した地元のシカゴ・ブルズに指名され、チームの新しいえーずとなることを期待されNBAキャリアをスタートしました。

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1年目~MVP受賞

大きな期待を背負って1年目シーズンを迎えたローズでしたが、その期待に応え1年目から大活躍。16.8得点6.3アシストを平均して新人王に選出され、前年大不振に陥っていたチームをプレイオフに導きました。そして新人選手らしからぬプレーでプレイオフでも存在感を示しました。1回戦ボストンとの1試合目にローズは36得点11アシストを記録し、新人選手のプレイオフデビュー戦の得点記録でカリーム・アブドゥル=ジャバーと並ぶほどの衝撃的なプレイオフデビューを果たしました。チームは敗退しましたが、ローズのポテンシャルを大きく感じられるシリーズとなり、チームはますます大きな期待を持つようになりました。

2年目もその期待に応え、平均20.8得点6.3アシスト3.9リバウンドのスタッツを記録し初のオールスターに選出され、プレイオフではレブロンのいたキャバリアーズと対戦し26.8得点7.2アシストを平均しましたが、チームは敗れてしまいました。

3年目が始まる前にローズは若手中心のアメリカ代表チームに参加し全試合スターターとしてプレー、若手が多いチーム故の過小評価を覆し金メダルを獲得しました。そしてシーズンが始まるとローズは超人的な身体能力を生かしたプレーを連発し、インパクトもさることながら25.0得点7.7アシスト4.1リバウンドを記録し、史上最年少でMVPに選出されました。プレーオフではNBAタイ記録となる3試合連続30得点7アシスト以上という記録を打ち立てましたが、マイアミ・ヒートとのカンファレンス・ファイナルで敗退してMVPシーズンを終えました。

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MVP受賞~ケガの連続

昨シーズンMVPを受賞したローズはその勢いのまま超人的なプレーで21.7得点7.9アシスト3.4リバウンドを平均していましたが、体が追い付いていなかったのでしょう。プレーオフでは左膝前十字靭帯断裂の大けがを負い、翌シーズンを全休することになりました。

そして復活を果たした2013~2014シーズン、ケガの影響もあり20.7得点5アシストと平均スタッツを落としましたが、チームはプレーオフに進出。しかし、そこでまた右膝半月板断裂で離脱。翌シーズンも復帰してプレーをしましたが、ハムストリングのケガなどで欠場を繰り返し、ケガに悩まされるシーズンになりました。それでもチームはプレーオフのカンファレンス・セミファイナルまで進みローズがチームを救うシーンもありましたが、チームは敗れ、シリーズは終了になりました。

2016~2017シーズン、ついにチームはローズをニックスへトレードし、そこでローズは平均的なシーズンを送っていましたが、また左膝半月板断裂の大けがを負いシーズンは終了になりました。そしてここからローズはキャバリアーズ、ジャズとチームをたらいまわしにされジャズからは1試合もプレーさせてもらえることなく解雇を受け、かつてのHCトム・シボドーがいたミネソタ・ティンバーウルブズと契約しました。

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衝撃の復活~現在

ウルブズでプレーすることになった2018~2019シーズン、ハロウィーンの10月31日に自分を解雇したジャズとの試合で復活の50得点を記録し世界を感動の渦に巻き込みました。そして2019~2020シーズンから2021シーズンに移籍するまでの間デトロイト・ピストンズと契約をしたローズはシックスマンとして十分な成績を残し、ニックスに復帰し、そこでも活躍し続け、50得点をした2018年の日からリーグ上位のPGとしてチームを引っ張っています。

まとめ

いかかだったでしょうか。僕自身PGということもありローズは忘れられない選手なのであの復活の夜は忘れられません。今年もニックスでプレーすることになるローズですがチームは良い補強をしていると思いますのでプレーオフでローズの活躍が見れることを楽しみにしています!

このブログではNBAの考察や分析をしています。NBAやバスケに興味がある方は是非引き続きお読みいただけると嬉しいです!