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【チーム分析】これからのセルティックスはどうするべきなのか?

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今のセルティック

今のセルティックスはジェイソン・テイタムとジェイレン・ブラウンの2人を軸として躍進が期待されているチームで、昨年ブラウンはオールスター選手に成長し、プレーオフでも活躍が期待されましたが、ケガにより離脱。期待されていたほどの結果を残せなかったセルティックスですが、今年は補強を行い期待できるチームになっています。ではこれからのセルティックスはどうすればいいのか。考察していこうと思います。

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チームロスター

今のチームロスターを振り返っていきましょう。あくまでも主力選手のみの振り返りなのでロスターに存在しているけど紹介しない選手も数人出てきます。

ガード

マーカス・スマート、ペイトン・プリチャード、デニス・シュルーダー、ジョシュ・リチャードソン、ジェイレン・ブラウン、ロメオ・ラングフォードになります。

ポイントガードの選手を見ていると身長の面で少しほかのチームよりも不利に感じるところがありますが、そこはウイングのブラウンとテイタムでカバーしていく作戦でしょうか。

プリチャードとシュルーダーはスコアラータイプとしてベンチスコアラーとして期待でき、スマートはディフェンスやハッスルプレイでチームに勢いをもたらす選手として、重要な役割を担うことになりそうです。

バランスとしてはかなりよさそうな布陣ですが、ブラウンとテイタムという点取り屋がいるチームでこれ以上オフェンスが必要なのかは疑問が残り、もう少しディフェンスでプラスに慣れるPGをとる必要があるかなと思います。

シューティングガードとしては、ブラウンとリチャードソンという安定した2人がいることによって安心して試合を見ることができそうです。

フォワード

ジェイソン・テイタム、アーロン・ネスミス・ジャバリ・パーカー、フアン・ヘルナンゴメスになります。

テイタムは圧倒的なチームのエースであり、OF,DF両方得意としている万能選手ですので安定して頼ることができますが、控えのフォワードに心配が残ります。

パーカーはドラフト前には高い身体能力と得点能力が期待されていましたが、ケガをしてから期待されていたパフォーマンスを残せていません。

ヘルナンゴメスは器用貧乏な選手というイメージが強く、テイタムの控えとしては微妙な気がします。

新人のアーロン・ネスミスはシューターとして期待ができ、ディフェンスは新人なので経験を積む必要がありますが、テイタムの控えとして得点面では頼もしいです。

センター

アル・ホーフォード、エネス・カンター、ブルーノ・フェルナンドになります。

ホーフォードは年齢が重なり衰えが見えていますが、数年前までボストンで頼れるセンターとして活躍していましたし、昨年サンダーでタンクするまではなかなかの活躍をしていたので期待していいでしょう。

控えのカンターはディフェンスはお察しですが、リバウンドとポストプレーに関しては一級品であり、ディフェンスをほかの選手で補うことができればかなりの補強と言えるでしょう。

フェルナンドに関しては若手なのでまだポテンシャル型ですが、育てていけば十分チームに貢献できる選手だと思います。

今年はどこまでいける?

ここまで分析してきて、気になることは今年はプレイオフでどこまでいけるのかということでしょう。

チーム全体としてはディフェンスの面でウイングに偏りすぎなのではという感じがします。スマート、ブラウン、テイタムの3人はディフェンスで頼れる選手たちですが、インサイドの選手たちが少しディフェンスに弱いのではと思います。

また、控えの選手たちを見てもディフェンスに定評のある選手は少なく、やはりディフェンスに弱いチームという印象が拭えません。プレイオフではディフェンスが大切になってきますのでこのロスターのままプレイオフに進むことになると良くてカンファレンス・ファイナルまでが限界ではないかと思います。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます!今回はボストン・セルティックスの現在と今シーズンについて考察してみました。今年のボストンはブラウンがどんな選手として帰ってくるのかに、大きくチームが左右されることがわかっていますのでそこに備えて今の時点で十分な動きができているかと言われると怪しい気がします。

このブログでは、NBAの考察や選手の解説について取り扱っていますので、バスケやNBAに興味がある方は是非引き続きお読みいただけると嬉しいです!