NBA Watcher 【毎週投稿】

NBAの歴代選手や歴代チームの紹介などをするブログです。

【チーム分析】昨年のサプライズチーム:アトランタホークスは今年も強いのか

にほんブログ村 その他スポーツブログへ にほんブログ村 その他スポーツブログ NBAへ にほんブログ村 その他スポーツブログ バスケットボールへ にほんブログ村 その他スポーツブログ その他スポーツ情報へ

f:id:koroUTAS:20210918141406j:plain

昨年大躍進を遂げたアトランタ・ホークス

昨年のプレーオフで下馬評を覆して1回戦で同じく急成長したニューヨークニックスを、2回戦でレギュラーシーズンを東1位で突破したフィラデルフィア・76ersを番狂わせで倒し、若手中心のチームながらカンファレンス・ファイナル進出を達成したホークス。

カンファレンス・ファイナルではヤニス・アデトクンポ率いるミルウォーキー・バックスにはチーム力とスターパワーの差によって敗北してしまいましたが、サプライズチームとしてホークスファンに希望を与えました。オフにはあまり補強をせずコアを変えずに今シーズンに挑むことになりました。今回はそんなホークスについて考察をしていきます。

f:id:koroUTAS:20210918142323j:plain

なぜ昨シーズンあそこまで躍進できたのか?

ホークスが昨シーズン躍進した理由は大きく分けて2つあると思うので、項目別に分けて説明していきます。

ヤングの相棒の若手が成長した

ヤングの相棒として活躍が期待されていた若手が大きく今年は成長しました。プレーオフで見違えるように進化した選手もいればレギュラーシーズンから活躍し続けた選手もいます。ここでは2人の選手を紹介します。

f:id:koroUTAS:20210918143348j:plain

キャム・レディッシュ(キャメロン・レディッシュ)

彼は2年目選手としてプレーオフで大きく成長した選手です。もともと大学生時代にドラフトトップ3指名を予想されていたことで期待をされていましたが、1年目のパフォーマンスが微妙だったことでバスト(期待外れの高順位指名選手)の評価を受けていました。しかし2年目の初プレーオフでは優秀なウイングプレーヤーとしてアウトサイドシュートとディフェンスのバランスが取れた理想的な3&D選手として活躍し全盛期のポール・ジョージに似ている選手だと評価を受けました。

f:id:koroUTAS:20210918144407j:plain

ジョン・コリンズ

NBAキャリアを始めた2017年から高い身体能力が評価され、将来を期待されていた選手ではあったもののいまいち選手として突き抜けることができなかった彼ですが、今年のレギュラーシーズンで選手として1段階成長することができました。

高い身体能力とPFとしては高確率の39.9%で3PTを決めることができるそのオフェンス能力でチームに大きく貢献しました。彼は今はまだディフェンスでマイナス評価を受ける選手ですが、身体能力を考えるとプラスとは言わずともマイナスにならない選手になることはできると思います。

補強した選手がチームを底上げしていた

f:id:koroUTAS:20210918145119j:plain

ダニーロ・ガリナリ

優勝できるチームに行きたいと言っていたのに若手中心のホークスに移籍したことで批判を受けていたガリナリですが、見事にチームを支えるベテラン選手として貢献し、13得点以上を平均する安定したスコアラーとして活躍しました。

彼はディフェンス面でもマイナスになるような選手ではなく、高身長を活かしたプレーもできる意外と器用なプレーヤーです。若手が多く経験を活かした器用なプレーが少なく見えるチームを支え、チームを底上げしてくれました。

f:id:koroUTAS:20210918145549j:plain

ルー・ウィリアムズ

言わずと知れた爆発的な得点力を持つ現代最高のシックスマン、ルー・ウィリアムズ。ヤングがいないときにチームを得点で支えたり、ベンチからの得点力を向上させる存在としてホークスのベンチに欠かせない選手としてチームに貢献しました。時にはチームベストのスコアラーとして活躍しました。年齢も重なりパフォーマンスが落ち始めることも心配されますがあと2年くらいはシックスマンとして活躍することはできるでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。オフにそこまでチームに変化を与えなかったホークスは強いチームとしてリーグの中でトップ8チームくらいにはなると思いますが、昨シーズンプレイオフのようなカンファテンスファイナル進出は難しいと思います。そもそも昨シーズンあそこまで勝てたのは流れもあると思いますし、ホークスは大きな補強をしていませんが、他の東のチームは大きく戦力を補強しているのでカンファレンス・セミファイナルが限界ではないかと思います。

このブログではNBAの分析や考察をしています。NBAやバスケに興味がある方は引き続きお読みいただけると嬉しいです!