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【デュオ解説】黄金デュオに対抗したもう1つの黄金デュオ

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ブルズの黄金デュオに敗れたジャズの黄金デュオ

ブルズがジョーダンとピッペンの史上最強デュオを結成しリーグを支配していた時に彼らのライバル的存在のデュオとしてジャズで活躍したカール・マローンとジョン・ストックトンのコンビ。優勝という栄光をつかむことはできませんでしたが、ブルズの優勝ストーリーを語るときに必ずと言っていいほど話題に上がるこのデュオはどのような活躍や実績を残したのでしょうか。今回はジャズで活躍したマローンとストックトンの黄金コンビについて解説していきます。

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2人の出会い~デュオとしての躍進

1984年のNBAドラフトで全体16位指名されたストックトン1985年のNBAドラフトで13位指名されたマローンは同じチームに1年違いでドラフトされ、若いうちからプレーを共にしていました。マローンはドラフトされてすぐにチームの中心として2年目からは20得点以上を平均するような活躍を残していましたが、ストックトンは3年目のシーズンまでリッキー・グリーンという選手の控えとしてプレーしていたため本格的にマローンとのコンビを組むようになったのは4年目の1987~1988シーズンからでした。

ストックトンが先発としてマローンと多くのプレータイムを過ごすようになったこのシーズン、ストックトンのプレー時間は平均22分から34分に増え、マローンとのP&Rが増えたことで平均アシスト数は13.8本まで急増しました。マローンも平均得点が20点前後から30点前後を記録するようになり、マローンとストックトンのP&Rは止めることが難しいシンプルなのに止められないコンビ技としてリーグを支配することになります。

2人ともオフェンスもディフェンスも得意な選手だったので、オフェンスで相手を圧倒するだけでなくディフェンスでも相手を叩きのめすことができ、その証拠に2人ともオールディフェンシブチームに選出されています(ストックトンは2ndチーム5回、マローンは1stチーム3回)。

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黄金コンビの確立~コンビの解体

2人が必殺技のP&Rでリーグを席巻している間、2人はそれぞれでリーグの中でも屈指の選手として評価をされていました。ストックトンはキャリア通算で10回のオールスター選出と合計11回のオールNBAチーム選出(1st2回、2nd6回、3rd3回)され、マローンは通算で14回のオールスター選出と合計で15回のオールNBA選出(1st11回、2nd2回、3rd1回)されています。デュオとして合計で24回のオールスター選出と29回のオールNBA選出を記録しています(さすがに数字がバグりすぎて信じられない)。

このように個人としてもデュオとしても十分な強さを誇っていた2人ですが、意外にもプレイオフでは活躍の場が少なく初めてNBAファイナルに進出したのは1997年のことでこれはジャズのチームにとっても初めてのファイナル進出になりました。このファイナル進出前にジャズはチャールズ・バークレー擁するロケッツと対戦し第7戦までもつれる接戦を制してファイナルに進出したのですがその時にバークレーから「ストックトンは純粋なPGとして史上最強」とまで賞賛を受けています。しかしながらファイナルではこの年3ピートのうち2連覇目を達成するブルズに2勝4敗と内容的には競っていましたが地力の差と勝負強さを見せつけられる形で敗退し、1度目のチャンスを逃すことになりました。

そして翌シーズンの1997~1998シーズン、ストックトンが左膝遊離軟骨剥離除去手術を受けシーズン開幕から18試合欠場しましたが60勝22敗でブルズと同率リーグ1位の成績でプレーオフに挑み、2年連続出場となったファイナルで2年連続ブルズと対戦し、前年と同じ2勝4敗で敗退しました。

この頃にはストックトンもマローンも30代後半の年齢に差し掛かっており、これ以降はスパーズやレイカーズが強豪チームとして台頭してきたためNBAファイナルに進出することはありませんでした。2003年にはストックトンが引退し、その後にマローンは優勝を求めレイカーズに移籍し、ジャズのデュオは解散しました。

まとめ

いかがだったでしょうか。ブルズ最強のライバルとしてブルズに挑み続けた歴代最強レベルのデュオは優勝することができないまま2人とも引退するという結果になってしまいましたが、彼らの止められないP&Rは史上最高のコンビ技として語り継がれるでしょう。

このブログではNBAの分析や考察をしています。NBAやバスケに興味がある方は是非引き続きお読みいただけると嬉しいです!